ポーズをとりながら思う事

アシュタンガヨガの練習では、ポーズをキープしながら決まった回数の呼吸をします。
一人で練習する場合は、自分のペースで終わらせる事ができますが、クラスに参加して指導者のカウントに合わせてポーズを取る場合はそのカウントが終わるまで待たなければなりません。
自分にとって辛いポーズ、呼吸しづらいポーズ、やり慣れてないポーズはそのカウントがとても長く感じるもの。
早く終われ!と思うのは誰もが経験する事ではないでしょうか。

苦手なポーズ・難しいポーズほど、より一生懸命集中しないと深い呼吸はできません。他の事を考える余裕なんてありません。
集中した深い呼吸によって、意識はより覚醒し、体はより熱を帯びます
自然と「イマ・ココ」一点に集中している自分に気づくでしょう。
苦手なポーズ・難しいポーズであればあるほど深い瞑想状態に入りやすい。


つらい!居心地がわるい!早く終われ!


とりあえず冷静に呼吸し続けよう。

冷静に判断してみると右足が引っかかってるな。意地にならず足を少しずらしてみよう。冷静に呼吸。

なんか大丈夫になってきた。逆に気持ちいいかも。もっとしていたいな。

次はもっと深くポーズをとってみよう。

こんなプロセス踏んでいくと苦しいポーズにも冷静に対応できるようになってきます。
もちろん怪我のないように冷静に自分の状態を把握し、ポーズを調整するのが大前提です。

もともとポーズは自分の心と体でとっているので、自分でコントロールできる部分が多いですね。
体の状態が悪いのに無理して深くポーズをとったり、体はできそうだけどちょっと怠けてみたり。
その冷静な判断をするためには、深い呼吸で酸素を脳に送り込み、心を冷静にする必要があります。
つらい、痛い、苦しい、暑い等の感情の波に飲み込まれない事
その感情を外側から客観的に観察しながら呼吸をします。


このプロセスは日常の生活でも活用できます。
環境が変わり馴染めない時、希望を見出すのが困難になった時、ストレスが溜まってどうしようもない時深い冷静な呼吸をしてみましょう。
なぜ緊張するのか、なぜ困難と思うのか、なぜそれをストレスと感じるのか。

辛い状況にいる自分を客観的に冷静に観察してみると
「過去のトラウマが原因かな」
「一旦こだわりや意地を無くしてみようかな」
「相手の態度に感情的にならず笑顔でスルーしてみようかな」
原因が見つかり解決に向かうかもしれません。

以前も辛かったからやりたくない!
私はこれじゃないとダメ!
このタイプの人は合わない!

そういう状況でも自分の見方・態度を変えて柔軟に対応してみてください。ヨガの練習は体だけではなく、考え方も柔軟にしてくれます。

ヨガのポーズと同じく、今の状況は自分自身も原因の一部であるという事を思い出して。

ダラダラと書いてしまいましたが、
一旦居心地が悪い・辛い状況の中にいてみる。冷静に呼吸をして状況を判断し、自分を観察してみる。

日常でも使えます。
楽しい世界が広がるかもしれません。

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