お湯での入浴
日本人にはお馴染みの入浴。バスタブにお湯を貯めて入るアレです。
タイもそうですが、世界的に見るとそれほどポピュラーではありません。
私がタイに来た頃、部屋探しの必須条件がキッチン、バスタブがある部屋。
辛いものが苦手で、風呂・温泉好きなのでこの二点は譲れませんでした。
温まる事によるリラックスは有名ですが、ポイントは「水圧」、もっと言うと「静水圧」だそうです。
入浴による水圧には、利尿作用やむくみの解消、血行改善などの効果があります。
入浴によって下半身が適度な水圧で圧迫されると、血液が上半身に戻ってくる際に「心房性ナトリウム利尿ペプチド」というホルモンが増えます。このホルモンは利尿作用をもたらすため、尿意が増え、塩分や老廃物の排出が促進されます。
また、水圧による静水圧作用によって、末端に滞っていた血液や体液が心臓に押し戻されるため、むくみの解消にも効果的です。水深1mにつき76mmHg(0.1気圧)ずつ水圧が増すため、手足の血管や腹部の内臓などが刺激を受け、全身の血行改善にも役立ちます。
この作用で、腹部にかかる水圧が横隔膜を押し上げて肺の容量を減少させるため、空気を補うために呼吸の回数が増え心肺機能が高まります。
入浴には、温熱作用による末梢血管の拡張や、腎臓の働きを高める効果もあります。
LazadaやAliexpressのオンラインショップがポピュラーになった今、バスタブの代替品を気軽に買えるようになりました。
手軽な物だとこちら。
インドでヨガ修行をする時もこちらをトランクに入れて持っていきます。
Lazadaではこちら
私はバンコクではこちらを使っています。
ほぼ毎日入浴。疲れが取れてよく眠れます。
硬いプラスチックなので安定していてより気持ち良く入浴できます。
Lazadaではこちら
オイル・バスのやり方
アーユルベーダベースの技法で、アシュタンギ(アシュタンガヨガの練習生)の体を癒してきたオイル・バス。
簡単に言うと、温めた油で全身をマッサージするというもの。
その後10分ほど日光浴してから洗い流すとBetter等々、やり方も様々。
かつて、アシュタンガヨガを完成させたグルジも「土曜日は練習を休んでオイル・バスの日」と言っていたほど生活に取り入れていたようです。
こちらがアシュタンギに有名なオイル・バスのやり方。
アシュタギーニ(アシュタンガヨガをやる女性)の第一人者、ラルーガさんもオススメ。
何度かやってみて
個人的には、お湯で入浴できればオイル・バスでなくてもいいと思います。
というのも、オイル・バスは準備・掃除が大変。
オイル買ってきて温めて、シャワールームも油でギトギトに。
個人的にはお湯での入浴が好みです。
疲れの取れ具合も、お湯にゆっくり浸かる方が吉。
ただインドの住居等お湯の入浴ができない環境だったらオイルバスが助けになると思います。
ぜひ一度お試しを!
※サウナもお勧め!
バンコクでハーバルサウナ
satoru.yoga/841/