とりあえずマットを広げる

朝起きてヨガの自主練をしようと思う時、クラスに参加しようかと思う時、
「あー今日はだるいな、疲れてるな」
「いつもと同じように動けなそう」
と思う事があると思います。


そんな時でも水を飲んで、トイレに行って、時にはシャワーを浴びてシャキッとして、
一旦マットを広げて座ってみる、とりあえずクラスに顔を出してみてください。
「やれるところまでやってみよう」
「つらかったら帰ろう、チャイルドポーズで休んじゃおう」
で全然大丈夫。
体と心が嫌がらない程度にやる。
太陽礼拝だけでもやってみる
とりあえずマットを広げて自分と向き合う。
あくまでもヨガを嫌いにならない程度に。


太陽礼拝で心と体が活性化されて、気がつくとそれなりに動けたりします。
その時は
「じゃー立ちポーズだけでも」
「立ちポーズだけじゃ物足りないから座りポーズも途中まで」
という風に変化してくる事もあるでしょう。

大事なのは全部やりきるというゴールを目指す事ではなく、一つ一つのポーズに集中して呼吸をする事。
一個を終わって次。無理だったら途中で休む、やめる、帰ってもOK。


食べたもの、ストレスの有無、月の満ち引き、人間の心体は色んな物に左右されています。
だからこそ、毎日のように同じポーズをして呼吸をし心と体をつなげて自分の状態をチェックするのが吉。
自分の状態がわかれば、その日の過ごし方を調整する事ができます。
「お、なんか落ち着いてるけどパワーがみなぎってるな、前から気になっていた事を始めてみよう」
「頭が冴えすぎて必要ない事まで言っちゃいそうだな。発言には気をつけよう。」
「今日は心がざわついてるからできるだけ家にいよう」
「テンションが上がらないから笑顔だけは忘れないようにしよう」
などなど。

夕方、夜練習する方は練習から得れたフィードバックを翌日の過ごし方に生かすのもいいと思います。
「こんなに心身のバランスが悪かったのか。仕事の効率が悪い訳だ。負担が軽いフルーツだけ食べて寝ちゃおう」
「今日はいつもより深気持ちいい練習ができたな、風呂に入って体を休めて翌日に備えよう」
などなど。

アシュタンガヨガはポーズにとらわれがちですが、大切なのは体から心へのフィードバック。
その事を忘れずに練習をエンジョイしていきましょう。

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