面白い記事を見つけたのでちらっとご紹介。
簡単に言ってしまうと、
炭水化物の摂取は少ないほど、脂肪の摂取は多いほど健康に良い
という研究リポートです。かなり意外ですよね。
信憑性がある理由として
●2003年1月1日時点で35~70歳の13万5335例を登録し、食事の摂取量を「食事摂取頻度調査票(FFQ)」により調査し、そこから2013年3月31日まで、平均値で7.4年間も追跡調査。
●欧米の先進国のみで行われた過去の研究とは異なり、さまざまな経済発展程度の国々で幅広く調査を行ったのが最大の特徴
●世界で1、2を争う臨床医学のトップジャーナルである「ランセット」誌に掲載
●この研究の画期的な点は、脂肪酸の摂取量(特に飽和脂肪酸)の少ない(カロリー比で10%以下)の人々をたくさん含んだ、初めての大規模研究であるということ
上記の理由があげられます。
リポートの要点として気になったのは
●炭水化物の摂取増加はよくない
●炭水化物摂取は60%以下にするべきであり、飽和脂肪酸(肉、牛乳、バター、卵黄、チョコレートに多く含まれる)は10%以上摂取するべきである
●炭水化物の摂取は少ないほど、脂肪の摂取は多いほど健康に良い
●日本糖尿病学会が推薦し続けている「炭水化物摂取量は必ず60%摂取し、脂質摂取量を減らしてカロリー制限すべきである」という食事指導に真っ向から反対するもの
という事みたいです。
もしご興味あればご一読を!