アシュタンガヨガの祖、パタビ・ジョイス氏のお孫さんであるシャラート・ジョイス氏が11月12日に亡くなりました。53歳でした。
新たに大きなシャラも作り、周りに宿泊施設も建設中で志半ばだったと思います。
ご冥福をお祈りします。
私の身近でも体調を崩している人がいます。
その方々がよく口にするのは、元気なうちにやっておけば良かった数々の事。今となってはできなくなった事に対して悔いがあるようです。
やりたい事や気になる事を躊躇していませんか。
家族や周りの目が。。。
常識的にそれは。。。
忙しいからまた今度。。。
でも。ちょっと。やっぱり。
3年後、心が体を離れるとしても?
そんな風に自分の奥底への問いかけ、内観ができるのもアシュタンガヨガのいいところです。
精一杯呼吸して、精一杯動いて心に張り巡らされたバリアを一枚一枚削ぎ落としていく。
一旦どんなカンガエも持てない状態にしてみる。
イマ・ココに100%集中する。
全て出し切り真っ白になる。
シンプルで力強い自分を知る。
我々はコロナを通して明日の儚さを知りました。
遅かれ早かれ、心は必ず体を離れます。
その時、その旅路はあなた一人です。
家族やお金、名誉や常識を一緒に連れていく事はできません。
常識に浸っている事で得られる安心感。
周りがやっていない事をやる不安。
一歩先に進む勇気、行動力。
エネルギーが必要ですよね。
ただ皆との最大公約数・最小公倍数で生きていても、結局最後はそれぞれ個人。
周りからは意味がないと思われても、自分にとっては大切な事もあると思います。
全員に受け入れられる考え方なんてありません。反対があって当たり前。
非常識が常識になる事なんて歴史を見れば日常茶飯事。
例えばヨガ。ひと昔前まで怪しい宗教と思われていましたが今はどうでしょう。
世論とシンクロして自分の考え方を変えるのも疲れます。
短い人生、楽しんでいきましょう。